またの名を〈暮れ六つ短歌会〉。早稲田大学第二文学部 表現・芸術系演習34の参加者たちのネット上集い場。
虹色の五臓六腑に惹かれどもコンクリートに阻まれり私がもし神ならば君に似合わぬ骨は与えず湯気の立つ白濁した目に映る骸という字のリアリティカプセルの群れがゆるやかに水底へ沈んでゆく沈んでゆく
溶岩にしとしと沈む冬の雨煙る浅間は姿をみせず薪くべる下界を離れ日は沈むゆらぐ白鬚とぶ赤ワイン夜を深め廻るレコードウーロンハイ濡れる暗闇牛が群れ啼く雨上がる遠つ山々雲の波近つ浅間は未だ見えぬ
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虹色の五臓六腑に惹かれどもコンクリートに阻まれり
返信削除私がもし神ならば君に似合わぬ骨は与えず
湯気の立つ白濁した目に映る骸という字のリアリティ
カプセルの群れがゆるやかに水底へ沈んでゆく沈んでゆく
溶岩にしとしと沈む冬の雨煙る浅間は姿をみせず
返信削除薪くべる下界を離れ日は沈むゆらぐ白鬚とぶ赤ワイン
夜を深め廻るレコードウーロンハイ濡れる暗闇牛が群れ啼く
雨上がる遠つ山々雲の波近つ浅間は未だ見えぬ