2010年1月22日金曜日

投稿作品12(2010年1月19日までの分)

 19日で授業が終わりかと思ったら、まだ2月2日にもあったと聞き、ちょっと戸惑いました。一週間空いてしまうので、変な感じです。
 ということで、2月2日が最後の授業。力作を投稿してください。
 これまで作品を出していない人も、そろそろラストの頑張りを。


◆投稿作品12(2010年1月19日までの分)

炬燵さんのコメント...
炬燵です。もうこれがこの授業最後の短歌になりましょうか。後期はあまり参加できなかったのが悲しかったので、親睦会が楽しみです。行けると良いのですが。

愛とよりよい生き方をぼくたちに伝えて愛するシニアワールド
ワークライフきりとっているパートタイムぼくたちがいてきみたちがいる
きみに恋しているときのスタイルが笑えるいまのコーヒータイム
少し無理してやる気ふるい起こしたら知らない人とランチしましょう
2010年1月19日3:45

マツクラさんのコメント...
マツクラと申します。最後になって申し訳ないのですが初投稿です字数があってるのかもよくわからないのですがよろしくお願いします。

釘を打ち続ける間脳内で君に釘付けなんてループさせ
座布団を腕に巻き付け枕です 王子の昼は昼寝で過ぎて
君の詠む君ってどこのクソヤロウ。僕の知らないコブ付きベイビー
ゴキちゃんを殺す道具はクイックルワイパーがベストと我開眼す
マッサージでいつも治らぬ肩痛を爆乳だからとおどけてみせ
水筒のお茶の代わりのお湯割りのアルコールが刺す目鼻の痛み
印籠を開始5分で出したなら残り時間でどーする黄門
隣から不良少女の声がする 雨粒程の声をしぼりて
どっかの部屋の水の音 垂直に落ちるエレベーター状の悲しみ
2010年1月19日4:20

青木さんのコメント...
宴の幹事やりますよ☆

夜更けても返ってこないソナー波。油断してると涙が溢れる
すれ違う裸の心を寄せ合って一夜限りの星を見ている
教室の机の隙間に挟まってチョコを一緒に食べようよ
とめどなくNutellaを食べてしまう夜きみが突然尋ねてくる 夢
いいんだよ我慢しないで言っちゃえよfuck青春!fuck人生!
2010年1月19日8:51

SAI さんのコメント...

人知れず小高い丘の上に立つ若木はそっと風に憧れ
根を下ろしここに在るからできることふらつきながらももう逃げないと
さあ終わりさあ始まりさ何度でも永遠のうた永遠のうた
堅い殻種春宿すノックの音闇は光を隠せはしない
分かってる弱さだってね分かってるでも分かってる強さだってね分かってるんだ 
見てごらんもっと周りを今ここにまだ見ぬ一歩は窓の外眠る
悲しみを飼いならしたものたちは今ここに立つここに今立つ
悲しみよやっと逢えたね悲しみよ私はずっと待っていたんだ
愛はただ人の心を満たすだけ溢れるだけの清らかな水
2010年1月19日9:18

大沼貴英さんのコメント...
 大沼です。 いいですね、宴。行きたいです。    

 《愛のかたち、あるいは撥音の正しい使いかたに寄せるうた四首》 
エイズの日タダより高いゴムはなくセーフセックスレスはなおセーフ 
君の手で髪を撫でられる一瞬が不連続する微睡みのなか 
海外ですごいPK止めたって日本人選手の後頭部
モーラ数 句の終わりの「ん」 はみ出した「ん」 前者は1で 後者ははんぶん
2010年1月19日10:10

耳野さんのコメント...
おはようございます。今年も最後ですね。宴よいですね、是非行きたいです

密蔦に埋もれた喫茶の窓席でトロイカ鳴りし昔を知れり
今は亡き地下店でペン執る亡霊を訪ぬぼくもまた透明探偵
細工窓透かし視る黒きトレンチを纏いし彼の珈琲製血管
ダッフルの裾より伸びし白脚で駆くるきみに痴る午后の終わりを
薄氷色春一番を蹂躙し猫背少年の行列は往く
2010年1月19日11:18

礒部さんのコメント...
こんにちは。いそべです。題詠マラソンに参加してみようかなと思ってます↓http://blog.goo.ne.jp/daieiblog2010
短歌を続けるきっかけにもなりそうなので、興味があるかたは見てみてください。

春近し口をとがらせ子どもらが口笛吹いて真似るうぐいす
新学期最前列で披露する美脚自慢の集合写真
身長を測るみたいに背を伸ばし壁にもたれて口づける夜
終電で家に着くころオリオンは屋根の真上の夜空にあって
言い訳を考えながら乗るバスは今日に限って各駅停車
取れそうでぶらぶらしてる右腕のボタン気にしてつかむつり革
ペン並ぶ売場で残す試し書き誰かの「あい」に付け足す「してる」
2010年1月19日12:01
北寺瀬一さんのコメント...
北寺瀬一です。今日が最終授業だそうですが…最後の最後まで駆け込み投稿ですみません。宴、是非とも参加したいです!!

F鳴らぬギター背負って音楽室へ(君はもうすぐ運命に出会う)
駅前でブレザー二枚押し込んで駆け抜ける真冬のシモキタ
レジメンタル元は規律を取るためのそれをゆるめて笑う三月
屋上のフェンスの向こうで踏み出す青 春終わらせぬための選択
2010年1月19日14:07