2009年4月6日月曜日

KUREMUTU CLUB、はじめます。

 KUREMUTU CLUBは短歌クラブです。主に参加するのは、2009年度の早稲田大学第二文学部・表現芸術系の演習34の人たち。


 演習が始まるのは夜の6時15分ですが、この時刻は昔ふうに言うと、だいたい〈暮れ六つ〉。というわけで、くれむつ⇒KUREMUTUと名づけました。


 とりあえずの運営は、わたくし、藤原夏家が行います。主宰や指導などといったおこがましいことはせず、はじめて短歌をつくろうという人たちが第一歩を踏み出せるように、ちょっとばかりの道筋をつけるつもり。


 毎週、ここに何事かを書き込んでベースを作りますので、参加する人たちはコメント欄に作品を書き込んでください。それらの作品を読んで、必要な場合はわたくしもコメントしたり、他の人たちもコメントしたり。おたがい、自分なりの歌い方に少しでも近づいていけるように、見よう見まね、暗中模索しながら進んでいきましょう。


 コメントする時には、思うままに書き込んでかまいませんが、それなりの節度を守って、作者のためになるようなことを書いてあげてください。こんなふうに直したらいいのに、とか、ここはすばらしい、とか、これはダメでしょ、とか、いろいろなコメントが書き込まれていくと思いますが、作者の側もコメントする側も、あまり感情的にはならないように。冷静さや正確さばかり心がけて、控え目で丁寧なやりとりだけになってもつまらないので、うまく感情を用いていきたいものです。


 ここには、演習の参加者以外の人もやってくる可能性もあります。教室からはみ出た活動の場所になっていくのは面白いでしょうし、予想外の出会いなどがどんどん起こっていくのも喜ぶべきことでしょう。


 さあ、KUREMUTU CLUB、はじまりです。

4 件のコメント:

  1. バドミントン 勝っても負けても バドミントン
    世に勝敗はなかりき

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  2. 犬がいる 足 短いなと ひそかに思う
    つつじの花が奇麗だ

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  3. ほたるいか2009年10月6日 14:22

    ほたるいかです。初めてなのでドキドキしますが、投稿します。

    ・台風の過ぎ去るのを待ち 麦茶から ミルクティでも沸かしての飲もうか

    ・口紅も マスカラさえも 面倒だ 女の特権 面倒くさいだけ

    ・キャラバンの らくだのような人生だ 休みたくても 荷物は重い

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  4. ほたるいか

    ぬくくって 満腹だって  さみしいの ぱんをほおばる ほほにも涙

    クマの顔 鞄につけて 笑い合う 女子高生を 遠い目で見た

    どうしてよ 死人に口なし 泣き言を おねえの墓前で 吐き出す自分

    束縛と いう名の 入口結婚に あこがれ夢見る 一人の女

    パリのカフェ シトロン水で 長居して フランスの風 髪をなびかす

    見つからぬ 青い鳥を探すのも 気づけば幻 25の秋

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注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。